サブプライム問題の影響
最近、サブプライムローンに関する影響に関してメディアの方もあまり敏感になっていないように感じます。しかし、はたしてサブプライムローンの影響が軽微であったかは疑問が残ります。
FRBが、アメリカの金利を0.5%下げ、買い安心感が出てきており、株式市場は高値をおっている状態です。それを好感して日本市場も上昇に転じてきました。しかし、大きな不安要素があるのが現状です。
それは、
① リーマンブラザーズをはじめ、アメリカ証券会社の決算が市場の予測より良かったことを好感しての買いがはいっているが、それは市場で取引されているわけではないサブプライムローンの債権をどの程度厳しく評価したのか?それは各証券会社の独断評価で客観的指標が無いので、評価が甘かった場合、多額の損失を次回決算以降に計上するかもしれない。
② 明らかにアメリカの景気の減速が囁かれている中、なぜか市場は最高値をおっているという不自然な動き。これは1998年のロシア危機に酷似しているという評論家もいる。
ただ、以前に比べてアメリカ依存型の世界経済構造は崩壊し、EUや中国をはじめ、ロシア・インドなど成長著しい国が台頭し、アメリカの経済原則を下支えする可能性があるだろうし、アメリカも不動産以外の部分に関してはまだ悪くは無い状態で、金利の引き下げで下支えすることで維持できるとの観測も・・・。
バブル時代の日本ほど不動産が占める割合は大きくないので、日本とは大きな違いがありそうです。
いずれにしても世界恐慌のような事態に陥る可能性は今の所考えにくいともいえるかと。世界経済全体の上昇トレンドは維持できるかと。
ただ、アメリカ経済に引きずられてしまう日本経済が、精神面でアメリカ依存を脱却しないことにはアメリカ経済の減速は日本にとっては大きな足かせになりかねない。
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