物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド

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第2章 物件情報の賢い集め方

賃貸情報誌で部屋探しをするコツ

賃貸情報誌で部屋探しをするコツ

パソコンがなくても、携帯電話やスマホで簡単にインターネットが使える現代では、インターネット上で最新の住宅情報がたくさん掲載されており、いつでも簡単に物件探しができます。


しかし、住宅情報誌の需要も決して衰えているわけではなく、住宅情報誌なりの良さがあるのをご存知でしょうか?

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今の時代に、賃貸情報誌がなくならない理由

本当の「掘り出し物件」はネットには載らない?

インターネット上には、賃貸情報誌とは比べ物にならないほど多くの物件情報が掲載されています。

わざわざ住宅情報誌をもらってこなくても、好きな時間に好きな場所で物件探しをすることが出来ます。


とはいえ、物件情報誌が減ることはなく、わざわざお金を払ってでも掲載してもらう不動産屋も減ることはありません。

なぜこの時代に、物件情報誌の供給は衰えないのでしょう?


もちろん、現代でもインターネットでの物件探しが出来ない人や、抵抗のある人がまだまだ多いというのもひとつの要因と言えます。

パソコンの大きな画面ならまだしも、携帯電話やスマホのような小さな画面では、大量の物件情報から気に入った物件を探すには見難いという声があるのも事実です。

また、常時変動する物件情報を更新していくためには、HP管理をする従業員が必要になりますから、小さな不動産会社ではそのような経費を惜しむところもあるでしょう。

もうひとつの不動産会社側の事情としては、最終的には顔を合わせることがあるにせよ、物件問合せや紹介の段階でも、相手の素性が確認できる方が安心です。


声の感じや言葉遣い、あるいは不動産屋まで来てくれるお客であれば、服装や髪型からも人となりを判断することが出来ます。

HPの連絡フォームやメールでの遣り取りよりも、不動産会社としては安心して対応ができますよね。

相手が信頼出来る顧客かどうかによって、紹介できる物件にも違いが出てきます。

ネットには掲載されない本当の「掘り出し物件」は、このような経路で見つかるのかもしれません。

雑誌で物件情報収集をするメリット・デメリット

複数の物件比較には最適!だけど情報の鮮度は…

さて、ユーザーの立場からも物件情報誌のメリットやデメリットを考えてみましょう。


【メリット】
■情報誌では気に入った物件に印をつけながら比較することができる。

ネット情報では、大量の物件から気に入った物件を探す場合に、いちいちプリントアウトなどをしなければ気に入った物件同士を比較することができず、特にページをまたいでいる場合には大変見にくいですが、情報誌では好きなように印をつけて比較できます。


■複数の不動産屋の情報を同時に比較できる。

情報誌には複数の不動産業者の情報が掲載されていますから、1冊でより多くの情報を比較することができます。
実はごく稀に、全く同じ物件が、不動産業者によって家賃に違いがあることもあります。
情報誌でなら別の不動産会社とも比較が簡単なので、条件の良い不動産業者を選ぶことが可能になります。


■ネット上には掲載していない物件情報も、情報誌には掲載されていることがある。

不動産屋としては、出来るだけ信頼出来るよいお客さんに、よい物件を紹介したいと考えるのが普通です。
ですから、不動産屋に直接来店したお客さんには、その場で物件を紹介できなくても希望を聞いておいて、条件のあった物件が入り次第紹介していくというのが一般的です。
そのため、敢えてネット上には掲載しないで、情報誌のみに掲載したり、直接来たユーザーのみに紹介する物件も存在するのです。


■簡単に入手できて、好きな時に物件探しが出来る。

コンビニなどで手軽に入手でき、休み時間や通勤電車の中など、時間や場所を選ばずに物件探しができます。


【デメリット】
■情報が古いことがある。

住宅情報誌は、出来上がるまでに時間がかかります。
場合によっては、情報を受け取ってから情報誌が配布されるまでに半月くらい掛かっていることも有ります。
ですから、情報誌を見て連絡したら、もう決まっていたという事も少なくありません。


■有料のものもある。

ネットの物件情報で探すなら、完全に無料で情報を見ることができますが、不動産情報誌の中には今でも有料のものがあります。

賢い賃貸情報誌の活用方法

情報誌ならではの使い道

物件探しをする場合には、ネット情報と合わせて不動産情報誌も有効に活用したいものです。


では、具体的に情報誌はどのように活用すれば良いのでしょう?


まず、物件情報誌と言っても多数発行されていますから、出来れば複数集めたほうが良いですね。

不動産情報誌の一番のメリットは、自由に書き込みができる事にあります。

多くの場合は地域別に掲載されていますから、まずは希望の地域を絞り込みましょう。


その中から、気になる物件にマーカーなどで印をつけていきます。

当然、誰にでも希望条件があるはずです。

支払い可能な家賃の額、間取り、築年数、公共交通機関からの距離or駐車場の有無、勤務地からの距離など色々ありますが、まずは希望の間取りの相場を確認することをオススメします。


そして、自分の条件と現実との折り合いをつけながら、気になる物件をチェックしていきます。

印をつけたページの端を折ったり、付箋を貼っておけば、簡単にそのページを開くことができます。


情報誌には、間取りや家賃などの情報のほかに、物件の写真が掲載されていることも有りますが、その写真が最近のものとは限りません。必ず事前に下見をさせてもらいましょう。


また情報誌に掲載されている情報は古いことも多々ありますから、掲載されている物件がまだ残っているとは限りません。

気に入った物件を見つけたら、少しでも早く不動産業者に連絡を入れて確認しましょう。


そして、最初から一つに絞り込まずに、いくつかの候補を上げて比較検討するのが良いでしょう。

万が一気に入った物件が決まっていた場合でも、不動産屋に自分の連絡先を伝えることで、同じような条件の物件が出た時に、いち早く連絡をもらうことも可能になります。


よりよい物件に出会うためにも、不動産情報誌もぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

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物件を賢く選ぶためのお役立ちガイド

第1章
おさえておきたい基本データ

第2章
物件情報の賢い集め方

第3章
問い合わせのマナーとルール

第4章
内覧の仕方・業者の見分け方

第5章
契約前の重要ポイント

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