物件を賢くえらぶためのお役立ちガイド

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第3章 問い合わせのマナーとルール

不動産会社に直接訪問する時のポイント

不動産会社に直接訪問する時のポイント

部屋を探して賃貸を契約するには、一度は不動産会社への直接訪問が必要です。


「なんとなくふらっと立ち寄ればいいんでしょ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違い!訪問するタイミングや、その時の服装・マナー次第で、賃貸契約できるかどうか決まることもあるんです。


より良い希望物件を紹介してもらい、契約までスムーズに進めるために、今回は『不動産会社に直接訪問する』際のマナーや心がけについてご説明します。

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STEP1 訪問日時を決め、予約をしよう!

予約時は、物件の希望条件も伝えておこう

不動産会社を訪問する際には、あらかじめ訪問する日時を電話で予約しておきましょう!


予約の電話をする時には、何点かポイントを押さえておきましょう。『希望する物件の条件』や『訪問する日時』を伝えておけば、不動産会社ではそれまでに『希望に合った物件候補』を何点かピックアップして用意しておいてくれます。場合によっては、すぐに内覧に行けるよう、大家さんや管理組合などから鍵を預かってくれていることも。


もしもその場で物件が気に入れば、その日のうちに仮契約や審査まで進めることも可能!


しかしアポ無しでいきなり訪問した場合、担当者の対応やその後の契約までの流れに余計な時間をかけることになってしまいます。基本的には「その日中の内覧はできない」と考えたほうが良いでしょう。



予約して訪問する時間帯は、お客さんが少なめの午前中がオススメ。遅くとも、午後一番くらいには訪問したいですね。不動産会社が忙しい昼休み直前や閉店直前は極力避けましょう。


午前中ならその日のうちに内覧もできるので、物件までへの移動時間と、内覧に要する時間も考えて逆算すると良いです。数軒の物件を見たいなら、その分早めに行きましょう。


また、内覧では汚れのチェックも必須!しっかりと確認できるよう、太陽が出ている昼間の明るいうちに済ませたいものです。

STEP2 いざ訪問!最低限のマナーを押さえよう

態度や服装で、契約できるかどうか決まる!

いざ不動産会社を訪問する際にも、適当な格好でふらっと行けばいいというわけではありません。


訪問の目的は、お客さんの立場から考えれば『より良い賃貸物件を探すため』に過ぎませんが、不動産会社側にとっては『入居させて問題ない人物かどうかを見極める場』でもあるのです。


不動産会社を訪れる際には、特に以下のマナーを守りましょう。



◆服装に気をつけよう!


不動産会社の方たちは、服装からお客さんの人柄や性質(真面目さ、協調性、社会性など)を読み取ろうとします。
契約前の審査で職業や勤続年数などを記載するので、収入などはその書類で判断できますが、収入の割に高価な服装や持ち物だったら「この人、もしや浪費家なのでは?家賃を滞納するかもしれない」と疑いを持たれることも。


また、ロックバンドのような服装や、夜の商売のような服装で行くと「他の住人から苦情が出るかもしれない」「共同生活のルールを守らないのでは…」と不安を感じさせます。とくに子どもが多い住環境では過度な服装の人物などが嫌われやすく、揉め事に発展する可能性まで考えられてしまうので、最初から敬遠されがちです。


面接のようなきっちりした格好とまでは言いませんが、清潔感のある『真面目で普通の人』に見える服装を心がけましょう。迷ったときはシャツやブラウスなどが無難です。



◆同行者を選ぼう!


一人暮らしの場合でも、同行者を連れて訪問する場合があります。特に学生さんは、親御さんと一緒に訪問するのがオススメ。自分では気づかない点や判断できない点などを、親御さんから指摘・アドバイスをもらうことができます。また、不動産会社の人に強引に物件を契約させられる…という危険性も減らせるので安心です!


逆に、恋人や友人複数は同行者として避けておくのが賢明。「そのまま同棲を始めるかもしれない」「毎日大勢が押し寄せてきて大騒ぎするかもしれない」など疑われ、良い物件を紹介されず暗に断られてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

STEP3 不動産会社との会話術をこっそり伝授

ポイントは、「具体的」に「はっきり」と!

お部屋探しで『より自分の希望に近い物件』を紹介してもらうためには、不動産会社の担当者に信頼してもらうことが第一歩です。そのためには、どのような会話が望ましいのでしょう?



◆具体的に、はっきりと受け答えしよう!


希望などを聞かれたときに、曖昧な返事はせず、できるだけ具体的にはっきりと答えましょう。その中でも優先順位も伝えるようにすると、担当者の方が物件を紹介しやすくなります。また、なぜその条件を希望しているのか、理由も伝えられると尚良いですね。


例)
・「日当たりが良く、○○駅から自転車で5分程度の場所が希望です。女性の一人暮らしになるので、オートロック付きのセキュリティーが高い部屋を探しています。希望は1LDKで、宅配ボックスがあると尚嬉しいです。家賃の相場はどの程度になりますか?」


・「急な転勤で、2週間以内に引っ越しをしなければなりません。妻と子どもの四人暮らしなので、最低でも2DK~3LDKを希望しています。この地域のことが全然分からないので、○○町の○○会社から車で20分以内の場所で、商店街と学校が近い物件の相談に乗ってもらえませんか?職場との距離より、学校の距離を優先したいです。」



◆紹介された物件が気に入らないときは、理由も伝えよう!


残念ながら、紹介された物件が希望に合わないとき。その具体的に理由を伝えることで、担当者も親身に考えてくれるようになります。担当者の心象を良くしようと、へりくだったり、口を濁したりするのはむしろ良くありません。


「はい」「いいえ」をハッキリ伝えることと、迷っている場合には「どの点で迷っているか」を伝えることが何より重要です。


例)
・「間取りはいいのですが、出来れば木造アパートではなく、ベランダ付きのマンションが希望です」

・「ちょっと収納が少なすぎるようなので、その点だけが気になります。大量の衣類を収納したいので…」

・「現在使っているガス器具が都市ガス用なので、プロパンのところだと買い換えなければならないので困るんです」


担当者としっかりコミュニケーションをとりながら、納得できるまで部屋探しをしましょう!

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物件を賢く選ぶためのお役立ちガイド

第1章
おさえておきたい基本データ

第2章
物件情報の賢い集め方

第3章
問い合わせのマナーとルール

第4章
内覧の仕方・業者の見分け方

第5章
契約前の重要ポイント

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